パッケージに関して
サシェ(ティーバッグ)の素材は?
Steven Smith Teamakerのティーバッグは人や環境に優しい素材で出来ています。
サシェは京都の山中産業が開発した「ソイロン」という生分解性フィルターを使用しています。「ソイロン」は植物性デンプンを原料としたバイオマス素材を利用しているため、飲用時にはプラスチックやナイロン等の溶出物の心配がありません。「ソイロン」の技術は食品衛生法の食品・添加物等の規格基準(第370号) を満たし、アメリカ食品医薬品局の認定も受けています。
またサシェの接着には超音波技術による加工を採用しているため、ノリやホチキスを用いることは一切ありません。これらの安全対策は第三者調査機関に調査・認定を受けているため、安心して Steven Smith Teamakerの全ての商品を楽しんで頂けます。
サシェは生分解性?
はい、サシェは生分解性です。再生可能な植物を原料(主にとうもろこし)を使用し、ドローストリングやタグも生分解性の素材を利用しています。サシェを土中に埋設すると、加水分解した後、微生物によって完全に分解され、最終的に水と二酸化炭素になります。分解速度は土壌の温度、湿度、PHや微生物の種類と数により大きく異なりますが、完璧な生分解環境(湿度85%・51.6℃)では、約90日間で完全分解します。自然界においては大体3年間で分解します。ただし極寒の環境においては分解できません。
サシェにはGMO(遺伝子組み換え作物)の使用は?
最終的な完成品であるサシェにはGMOは存在しません。
ソイロンの加工段階においては遺伝子組み換え作物の利用は可能性として考えられますが、加工処理を行うことで全ての遺伝子組み換え作物は除去されます。
ドローストリングにタグやサシェを接着するのにノリは使用される?
いいえ、使用していません。サシェやタグ及びドローストリングを接着するのに超音波技術を利用しています。
サシェの包装紙には何が使用されていますか?
サシェの包装紙にはアルミ箔を利用した合成樹脂フィルムを使用しています。カフェやレストランの飲食店環境においては、湿度による影響や他食材等の香りの移り変わりが想定できるため、このフィルムは品質劣化や汚染を防ぐのに重要な役割を担います。また小分けにすることで、ご自宅やオフィス環境において新鮮な味わいの提供を実現させます。
Steven Smith Teamakerではサシェ同様、お茶の品質を維持するのに必要なバリア機能を持ちつつ生分解可能な包装紙を常に模索しています。そのような包装材が見つり次第、順次対応します。
オーガニック&サステナビリティ
Steven Smith Teamaker のお茶はオーガニック?
Steven Smith Teamaker の取扱う一部の茶葉はオーガニックですが、認証を受けていない場合が多いです。なぜならば Steven Smith Teamakerでは、茶葉やボタニカルを選択する際の主要な判断基準としてオーガニック認証の有無が含まれていません。これはオーガニックという観点だけにこだわってしまうと、選べる素材の幅を狭めてしまい、Steven Smith Teamaker の哲学である高品質のお茶を提供することができなくなってしまうからです。
Steven Smith Teamaker では最高品質の素材を探し求めるのに世界中の生産地を訪問し直接取引を行うことによって、素材の生産から収穫の段階、さらには労働環境についても厳しく精査します。茶葉やボタニカルを購入する生産者達はサステナビリティに従事し、生産地の土壌や植物に無理をさせない持続可能な農業を運営している生産者からのみ原材料を購入しています。
農薬は使用されているか?
STEVEN SMITH TEAMAKER の提携する全ての生産者はアメリカの法規に則り、責任ある方法で農薬を使用しています。生産者は、Steven Smith Teamakerが購入する茶葉およびボタニカルに対して分析証明書を提供しており、さらにFDA認定の第三者試験所を通じて定期的に農薬のチェックを行っています。
カフェインの量について
Smith Tea のお茶にはどれくらいのカフェインが入っているか?
紅茶のカフェイン含有量は使用する茶葉やボタニカル、シーズンによって異なります。カフェインとその関連物質は昆虫等の外敵から身を守る為のメカニズムとして存在します。そのため空気中・地面の水分量、日照時間、平均気温、栽植密度等によってそれぞれの茶葉への影響は異なります。一般的には [Steven Smith Teamaker]の紅茶のカフェイン量はコーヒーと比較をすると大体1/3以下で、ハーブティーは全てカフェインレスです。