おいしい紅茶の淹れ方

グリーンティー(緑茶)の淹れ方

Updated: 2024-08-20
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ティーの起源は中国にあり、グリーンティーは何千年もの間、世界中で楽しまれてきました。すべてのお茶は同じカメリアシネンシスという植物が由来となりますが、茶葉の加工方法によって様々な種類のティーが生まれます。グリーンティーと呼ばれるティーのカテゴリは、酸化発酵が進んでいない茶葉が分類されます。 こちらではスミス・ティーメーカーの製品をお楽しみいただく、グリーンティー(緑茶)の淹れ方を順を追ってご紹介します。抽出方法について学んでいただいた後に、シグネチャーコレクションに含まれるグリーンティーをご覧になっていただき、お好みの一杯を発見してみてください。

ルースティーとフルリーフ・サシェの関係性について

こちらでは全てのティー愛飲家のために、ルースティーとサシェの両方での抽出方法をご紹介します。

スミス・ティーメーカーでは、ルースティー(茶葉)でもサシェ(ティーバッグ)でも、同じような味わい体験を楽しんでいただけるよう、ブレンドを調合しています。そのためサシェで使用する茶葉は、フルリーフのルースティー(茶葉)と同様のものを使用して、それぞれを丁寧に作ります。サシェでもフルリーフの茶葉を採用することで、ティーの味わいがより明るくはっきりと、そしてクリーンな味わいが生み出され、細かいリーフの茶葉よりも、旨味による味わいの立体感をご体験ください。

「紅茶は茶葉で入れた方がおいしい」とお考えな方にも、きっと納得していただける味わいになるかと思います。

グリーン ティーをサシェで抽出する場合

  1. ティーの味わいを十分にお楽しみいただくには、浄水器や蛇口から汲んだ新鮮な水を85℃まで熱してください。万が一温度調整が可能な電気ケトルや温度計がない場合は、沸騰させた熱湯を2分間休ませることで85℃近くまで温度を落とすことができます。
  2. ティーポットあるいはティーカップに85℃のお湯を240mlから320mlを注ぎ、その後サシェを優しくお湯に浸します。(湯量はお好みで調整ください)
  3. 3分間蒸らして、抽出してください。
  4. 抽出後、サシェを取り出してお召し上がりください。

ポイント:Tea to Water について

ブラックティーやハーバル インフュージョンを淹れる時は茶葉に熱湯を注ぐのに対して、グリーンティー、ホワイトティー、そして烏龍茶を淹れるときは茶葉をお湯に浸します。つまり、抽出容器にお湯を注いだ後に、茶葉を入れてください。この方法で抽出をすると、茶葉の苦味や渋みが強調されず、より繊細で甘みのある味わいを楽しむことができます。

Brewing Loose Leaf Green Tea

  1. ティーの味わいを十分にお楽しみいただくには、浄水器や蛇口から汲んだ新鮮な水を85℃まで熱してください。万が一温度調整が可能な電気ケトルや温度計がない場合は、沸騰させた熱湯を2分間休ませることで85℃近くまで温度を落とすことができます。
  2. ティーポットに85℃のお湯を240mlから320mlを注いでください。(湯量はお好みで調整ください)
  3. ルースティーをティースプーンを使用して計ってください。スミス・ティーメーカーでは熱湯240mlから320mlに対してティースプーン山盛り1杯(小さじ山盛り1杯)を推奨しています。大きいティーポット(4杯数以上)を抽出する場合、味わいを維持するためにティースプーン山盛り1杯(小さじ山盛り1杯)を追加してください。
  4. 3分間蒸らして、抽出してください。
  5. 抽出後ティーストレーナー(茶漉し)を使用して、ティーカップにティーを注いでください。ティーストレーナーは抽出時の茶葉がカップに入らないようにするために、必要なアイテムです。
  6. ティーポットには熱湯と茶葉を入れたままにしないよう、ご注意ください。(下記のポイントをご参照ください)

ポイント:ティーポットにルースティーを入れたままにすることについて

ティーポットで抽出したすべてのティーを供せずゆっくり飲まれたい場合は、ティーストレーナーを使用してカップに入れるのではなく、ティーポットの中に茶漉しが付属しているタイプのものを使用することを推奨します。このようなポットを利用される場合は付属の茶漉しにルースティーを入れて抽出を実施し、抽出後に茶漉しを取り出すようにしてください。

グリーンティーの種類について

グリーンティー(緑茶)の加工方法によって味わいは異なります。中国では伝統的に茶葉を摘んだ後、酸化発酵を止めるために釜で炒ることが一般的。その一方で日本では酸化発酵を止めるために茶葉を蒸すことが多いです。スミス・ティーメーカーでは中国の釜炒り製法を用いることでトーストやナッツのような焙煎香りが楽しめるNo.8 スプリング グリーンズや、日本の蒸し製法を用いることで青々しい風味が楽しめるNo.51 センチャでそれぞれの加工方法の違いを体験できます。

あなたに寄り添ったティーのあり方

スミス・ティーメーカーではすべてのティーを飲まれる方にとって、より身近でパーソナルな体験 パーソナルな体験にすることを強く信じています。 ここでご紹介をしている説明と抽出方法のご案内は、ティー製品を初めてお楽しみいただく方が不安なく最初の一歩をお楽しみいただくためのガイドラインです。場合によってはガイドラインに沿って抽出するよりも、より短い抽出時間で、サラッとした飲み心地を好まれるかもしれません。 そのようなご自身の体験や経験をもとに、自由に好みの味わいを生み出すことができるのがティーの魅力です。ティーを日々淹れることを楽しみながら、少しずつ温度や時間を調整をすることで、きっとあなたが理想とする味わいを見つけられます。そして実験と探求をし続けることで、自分自身の好みを一番よく知っているティーマスターになれます。